釈迦岳登山
福岡県の釈迦岳(標高1230m)に登ってきました。
天気はあいにくの曇天。
梅雨なので仕方ないですね。
雨が降っていないだけましということです。
本日のコースは
杣の里渓流公園の登山口→御前岳→釈迦岳→気象庁観測所レーダー雨量計(普賢岳)矢部越→登山口
見づらくて申し訳ないですが、上で行くと、赤の点線の通りに行きます。
しかし、下山ルートの八ツ滝(ちょうど矢部越と登山口の中間あたり)の近くで落石があったということで、迂回ルートを通ることに。
迂回ルートは矢部越から林道を歩きます。
登山口には、落石があって迂回をお願いします、という看板があったので
ちゃんと地図で確認して、迂回することができました。
しかし、本当にあっているのかドキドキしながら林道を下りました。
釈迦岳の楽しみは、頂上付近の岩登りにあると思います。
鎖場があり、登っても登っても岩。
見上げると岩。
正直心が折れそうになりました。
だが、ここで下りるのも嫌。
ということで、黙々と不格好な姿で岩を登りました。
御前岳に着く。
御前岳までは穏やかに登れます。
途中、渓流を何箇所か渡るのですが、そのときに滑らなければ問題ないでしょう。
岩をなんとか登り、頂上に着きました。
誰もいません。
ここに来るまでだれとも会いませんでした。
さぁ、頂上の景色です。
うーん、かすんでます。
眺めがいいとはいえないですね・・・
本当はここでごはんを食べようとしたのですが、虫が多かったので断念。
レーダーの方へ移動です。
レーダーはベンチもあり過ごしやすかったのですが、ここで私、やってしまいました。
カップラーメンを食べようと思い、ガスとバーナーを持ってきたのですが
肝心のコッヘルを忘れました。
ほ、ほほう・・・
なぜ、そんな大事なものを忘れた私。
しばし、どうにか器になりそうなものはないかと探しましたが
ありません。
あきらめて、カロリーメイトを食べました。
ヤケになってプチのコンソメチップも食べました。
うぅ、楽しみにしてたのに。
そんなわけで、気分が落ちたまま下山です。
山に来ているのに、心は荒んでいきます。
なんで、コッヘル忘れるんだよ私。
っていうか、林道歩くの飽きた。
誰とも会いませんように(登山ファッションで一般の人と出会うとなぜか居心地の悪さを覚えるから)
そんな、考えを巡らしながら登山口に着きました。
毎回のことですが、私はこの瞬間が好きです。
頂上に着いた時も達成感があって好きなのですが
下山し終えたときの解放感の方が好きなのです。
そんなわけで、コッヘル忘れたことなんてどうでもよくなって
解放感に包まれながら、家路に着きました。
さようなら、釈迦岳。
また会おう。
8:15出発
10:20御前岳頂上
11:30釈迦岳頂上
11:45レーダーで昼ごはんと休憩
12:10出発
14:20登山口に到着
総時間6時間5分(昼ごはん25分と数回の休憩含む)
今回の教訓
コッヘルを忘れるな