私の山登りはたぶん大丈夫じゃない
2013年山の遭難件数は警視庁の発表で2172件(前年比9.3%増)だそうです。
昨今の登山ブームで、登山者が増えたこと、同時に十分な知識や装備もないまま登ってしまう人が後を絶たないことなどが、ざっくり理由として挙げられます。
サブタイトル「あなたの山登りは大丈夫か」
本書を読むと、今の自分の登山は大丈夫か、と否が応でも顧みてしまいます。
私の場合、反省すべき点が多々あります。
(装備、知識、体力・・・あれ?全部?)
本書は、山の遭難の少史から、救助活動の実態、ツアー登山とガイド登山の在り方、もちろん遭難事故について、幅広く言及しています。
これらを通して、どうすれば遭難を回避できるのか、遭難した場合にすべきことなどが書かれています。
興味深かったのが、マヨネーズが非常食として絶大なる力を発揮したことです。
キュー〇ーさん、新たな分野開拓ではないですか?
それとも、もうやっていますか?
生還した人の共通点を挙げるとしたら、著者は
「こんなところで死んでたまるか。絶対に生きて帰るんだ」
という、強い意志を持ち続けたことではないか、としています。
まじか。
それってほぼ運任せみたいなものでは・・・・
と、脱力しますが、意思に頼るしかない状況に陥る前に、本書で勉強し、遭難を回避です。
少なくとも、知識と体力と技術があった方が生存確率は伸びます。よね?!!